アウグスト・ザンダー展

 先日、東京国立近代美術館へ『ドイツ写真の現在〜かわりゆく「現実」と向かいあうために』展とアウグスト・ザンダー展を見に行きました。
 ドイツのほうは、ベッヒャー夫妻の写真が見れます。(本物らしく、近くで見ていたら、修復不可能なものですので気をつけてください、と注意されました。)写真の美しさに参りました。詳細までよく見え、小さな窓にいる小さな人影もはっきりと写っていました。アンドレアス・グルスキーの作品は、眩暈を起こすと同時に気持ち悪く感じました。ベッヒャーのあとに展示されていたので、そのテーマが急に私の中に入り込み(簡単に言うと大量生産)、吐き気を覚えました。私もこの真実から逃れられないのだという恐怖。美しさにじっとたたずんでしまうもの、あと、面白くて笑った写真も。(証券マンがエロ新聞読んでるのを発見しました。)
 知る人ぞ知るid:hj3s-kzuさんと一緒に行き、見終わった後、ショップに行って今回の写真展の図録(?)を見ましたが、ほんものと全く違う配色とそのスケール感のなさにお互い失望、しょうがないんですかね・・・。2000円でしたが、買うのをあきらめました。(といっても、その日かなり財布がひいひいもんでした・・・。)
 
hj3s-kzuさんのさらなるご活躍期待してますね〜。お知らせ早めにくださいね。